「横浜市の子宮がん検診」は婦人科の枠、また「HPVワクチン」「アンチェアー」もそれぞれの枠でネット予約をお願い致します。
当院は予約制のため、事前予約されてない方はお待たせすることがございます。
浅川産婦人科の院長 Drやすゆきが、お産のお悩みについてお答えしていきます
妊娠は女性にとって人生の大きな転機となるため、もし妊娠しているなら早めに気づきたいですね。ここでは、妊娠の検査方法や、妊娠初期に現れる症状についてお話ししたいと思います。
排卵日に性交渉すればすぐ妊娠するというわけではありません。妊娠は、受精卵が子宮の内膜に潜り込めた状態(着床と言います)になって初めて成立します。妊娠成立までのプロセスは下記のとおりです。
この5つのどれが欠けても妊娠は成立しません。また、③の受精の段階で妊娠が成立すると思われている方も少なくありませんが、着床までが妊娠成立に必要なプロセスです。
妊娠が成立する着床の時期は、受精後7日目ぐらいです。生理周期が28日周期の方の場合、だいたい次回生理日の1週間前ぐらいに該当します。
着床すると、妊娠を継続・維持させるためにホルモンの分泌が盛んになります。このホルモンの変化によって、体に症状が出ることがありますが、症状が出る時期や症状の出方には個人差があります。
妊娠初期の症状として、下記のようなものが挙げられます。
しかし多くの場合、これらの症状が出るのは着床後1、2週間経ってからです。
一番わかりやすいサインは、生理予定日を過ぎても生理が来ないことと言えるでしょう。
生理が遅れていたり妊娠の兆候があったりするだけでは、本当に妊娠しているかはわかりません。生理が来ない理由には妊娠以外のことも考えられます。
自分で妊娠している可能性を確かめる方法として、妊娠検査薬があります。
妊娠検査薬は、妊娠後に分泌されるホルモン(hCG)が尿中に一定量出るようになると陽性反応が出るようになっており、尿検査だけで妊娠しているかがわかります。
生理予定日の1週間後から使えるものが一般的ですが、早期妊娠検査薬という、生理予定日当日から使えるものもありますので、検査したい時期に合わせて購入しましょう。
ただし、分泌されるhCGの量が少なく、妊娠しているのに陽性にならないことがあります。生理が来ない状態が続く場合は、1週間後にもう一度妊娠検査薬を使ってみましょう。
また妊娠検査薬が陰性だったとしても、2か月以上生理が来ない場合には産婦人科を受診しましょう。ストレスや病気によって生理が遅れている可能性もあります。
ここから先は私が監修しているサイトから御覧下さい。