
「横浜市の子宮がん検診・HPV検査単独法」は婦人科の枠、また「HPV予防接種」「アンチェアー」はそれぞれの枠でネット予約をお願い致します。
当院は予約制のため、事前予約されてない方はお待たせすることがございます。
浅川産婦人科の院長 Drやすゆきが、お産のお悩みについてお答えしていきます
アフターピル(緊急避妊薬)ノルレボの服用においては、吐き気や頭痛などの副作用がほとんどないのに対して、Yuzpe法(ヤッペ法)では吐き気や頭痛が一時的に出現することがあります。
現状では、副作用がほとんどないといわれるアフターピル(緊急避妊薬)ですが、少数ではありますが、副作用が見られる方がいらっしゃいます。
吐き気が出現する可能性があります。吐き気防止薬を処方することがあります。
アフターピル(緊急避妊薬)服用後2時間以内に嘔吐すると、薬が身体に作用しませんから、同量のピルを再度服用することとなります。しかし、再度アフターピル(緊急避妊薬)を服用しても嘔吐を繰り返すことも考えられますので、できる限り、安静にする、飲食を控えるなどを心がけてください。
アフターピル(緊急避妊薬)内服後、少量の性器出血が認められるケースが散見します。
乳房緊満・頭痛・めまい・疲労感などを感じる場合があります。また、アフターピル(緊急避妊薬)は血液が凝固しやすくなる性質があるため、水分の摂取量が少なかったり、喫煙をしていたりする人は血栓ができてしまう可能性もあります。その血栓が心臓の血管に詰まってしまえば心筋梗塞を起こしますし、足などの血管に詰まって血栓症を起こす可能性もありますから、不調を感じたらすぐに受診してください。
多くの副作用は、その症状は重篤なものではなく、また長引くものでもないとされています。
また、すべてのアフターピル(緊急避妊薬)は、今回の排卵を遅らせる、または排卵を成立させないことで妊娠を回避する目的の薬剤です。そのため、次の生理(月経)が一時的に早まったり、遅れたりすることがあります。 しかし、副作用が長く続くことはありませんし、将来の不妊の原因に繋がることはありません。
また、アフターピル(緊急避妊薬)を服用後、万が一妊娠に至ったとしても胎児への影響する可能性はありません。
監修
医療法人皓慈会 浅川産婦人科
理事長・院長 浅川恭行
経歴
1993年 | 東邦大学 医学部卒業 |
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1999年 | 社団法人日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医 |
2007年 | 東邦大学医療センター大橋病院 産婦人科講師(病院) |
2007年 | 日本産婦人科医会 幹事 |
2009年 | 医療法人皓慈会 浅川産婦人科 理事 |
2017年 | 医療法人皓慈会 浅川産婦人科 理事長・院長 |