尿失禁について教えてください | 鶴見駅徒歩3分 浅川産婦人科(ネット予約対応) 川崎、横浜からも好アクセス Dr.asakawa.jp ピル・アフターピル・中絶・プラセンタサイト

医療法人 晧慈会 浅川産婦人科

妊婦の初診がネット予約可能

ご予約・お問合せは

妊婦の初診がネット予約可能

「横浜市の子宮がん検診」は婦人科の枠、また「HPVワクチン」「アンチェアー」もそれぞれの枠でネット予約をお願い致します。
当院は予約制のため、事前予約されてない方はお待たせすることがございます。

ネット予約
浅川恭行

Drやすゆきの相談室

浅川産婦人科の院長 Drやすゆきが、お産のお悩みについてお答えしていきます

尿失禁について教えてください

尿失禁について教えてください

尿失禁とは自分の意思とは関係なく尿が漏れてしまうことで、40歳以上の女性の4割以上が経験していると言われておりますが、我慢をしている方がほとんどです。尿失禁は女性下部尿路症状(FLUTS)の中の1つの症状であると位置づけられておりますが、大きな子宮筋腫がある場合は尿失禁の原因となる場合があります。
腹圧性尿失禁と切迫性尿失禁に大きく分類されますが、両者が混在している場合もあります。腹圧性尿失禁とは咳やくしゃみをしたとき、ジャンプをしたときなどお腹に力が入った時に尿が漏れてしまうものを言います。女性の尿失禁では最も多く、週1回以上経験している女性は500万人以上と言われております。原因として、骨盤底筋群という尿道を支えている筋肉が緩むために起こり、加齢や出産を契機に出現することが多いです。そのため軽い症状の場合はリラックスした姿勢で肛門や腟をゆっくり5秒間数える間しめることを繰り返す骨盤底筋訓練が有効とされております。重症の場合は手術療法が適応となります。

本来膀胱は広がることで尿を溜め、縮むことで排尿する役割をしておりますが、切迫性尿失禁は、急に尿がしたくなり、我慢できずに漏れてしまうためトイレが近くなり、外出中などに大変困ります。多くは特に原因がないのに膀胱が勝手に収縮するためにおこりますが、骨盤臓器脱が原因となることがあります。切迫性尿失禁は過活動膀胱という概念の1つとして分類されることもあります。治療としては肥満がある場合は減量し、水分やカフェインの過剰摂取があれば制限する必要があります。また尿意があってから排尿を我慢する訓練を行うことで膀胱容量を増加させることもできます。薬物療法として多くの薬剤が開発されており、お困りの場合は専門医の診察を受けるとよいでしょう。

日本産婦人科医会HPより(当院院長は日本産婦人科医会幹事です)

医療法人皓慈会 浅川産婦人科
理事長・院長 浅川恭行

経歴

1993年 東邦大学 医学部卒業
1999年 社団法人日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医
2007年 東邦大学医療センター大橋病院 産婦人科講師(病院)
2007年 日本産婦人科医会 幹事
2009年 医療法人皓慈会 浅川産婦人科 理事
2017年 医療法人皓慈会 浅川産婦人科 理事長・院長

妊婦初診はネット予約 ページトップ