「横浜市の子宮がん検診」は婦人科の枠、また「HPVワクチン」「アンチェアー」もそれぞれの枠でネット予約をお願い致します。
当院は予約制のため、事前予約されてない方はお待たせすることがございます。
浅川産婦人科の院長 Drやすゆきが、お産のお悩みについてお答えしていきます
過去に無痛分娩を取り扱っていた時期もありますが、現在は取り扱っておりません。その理由についてお話します。
当院では「こういうお産がしたい」と妊婦さんがイメージしたお産が、「できるだけ自然に近いお産」になるのではないかと思っております。その影響で8割以上の方が「立ち会い分娩」を選択されています。その名前から分娩の時だけ立ち会うというイメージですが、当院では「夫協力分娩」と呼び、妊娠中も分娩中も、そして出産後も奥さんをサポートすることを目指しています。
お産のとき、妊婦さんたちが最も不安に思うのは陣痛の痛みではないでしょうか。「案ずるより産むがやすし」とも言いますが、無痛分娩を考える方もいることでしょう。
無痛分娩は、お薬をつかって、陣痛による痛みを和らげながらお産をする方法です。背中から挿入した管を通し、背骨のなかにある脊髄神経のまわりに注射をする「硬膜外鎮痛法」と、点滴や筋肉注射で鎮痛薬を投与する方法があります。
無痛分娩によってお産の痛みが軽くなるメリットはありますが、陣痛が弱くなる・歩行や排尿がうまくできなくなる・発熱・血圧低下・かゆみ・硬膜穿破後頭痛(PDPH)・局所麻酔薬中毒・硬膜外血腫・努責力減弱・児頭回旋異常による吸引/鉗子娩出術の頻度が高くなる・選択的分娩誘発・人工破膜の医学的介入などのデメリットもあります。
妊娠・出産・育児の主役は、お母さんとお父さん、そして赤ちゃんです。当院は母子の安全を見守り、女性の産み育てる力を引きだし、赤ちゃんの生きる力・育つ力を支えます。
母子にやさしい医院を目指し、「新しい生命の誕生を迎える家族」の主体性を尊重する支援型産科医療を行っています。その為、無痛分娩の管理体制や合併症のリスクなどを検討するとデメリットが多く、当院では無痛分娩は取り扱っておりません。