「横浜市の子宮がん検診・HPV検査単独法」は婦人科の枠、また「HPV予防接種」「アンチェアー」はそれぞれの枠でネット予約をお願い致します。
当院は予約制のため、事前予約されてない方はお待たせすることがございます。
浅川恭行の産婦人科コラム
女性の健康・妊娠・婦人科のお役立ち情報
「ブライダルチェックで何を調べるの?」「どんな検査を受ければよいのか分からない」と不安に思っていませんか。ブライダルチェックとは、これから結婚・妊娠を考える方が自分の体の状態を事前に確認するための総合的な健康チェックです。検査項目や目的を事前に知っておくことで、受診への不安がぐっと和らぎます。
この記事では、横浜市でブライダルチェックを検討中の方に向けて、検査で分かること・検査の流れ・気になる費用の考え方・よくある疑問まで、産婦人科専門医である浅川 恭行院長が詳しく解説します。
ブライダルチェックとは、結婚や妊娠・出産を視野に入れた女性(またはカップル)が、自分の体の健康状態を事前に把握するための婦人科的な総合健診です。「健康診断」と似ていますが、産婦人科ならではの視点から、感染症・婦人科系の疾患・妊孕性(妊娠しやすさ)などを幅広くチェックできる点が大きな特徴です。
結婚前後は環境の変化が大きく、体の不調に気づきにくい時期でもあります。自覚症状がなくても感染症や婦人科系の異常が潜んでいるケースがあり、早期に発見・対処することで、将来的な妊娠・出産に向けた準備をスムーズに進められるというメリットがあります。パートナーへの感染リスクを防ぐ意味でも、カップルで受けることを検討される方も少なくありません。
ブライダルチェックは「病気を調べる検査」ではなく、将来の妊娠・出産に備えて自分の体を知るための前向きな健診です。自覚症状がない段階で受けることに大きな意義があります。
「ブライダルチェックで何を調べるか」は、クリニックによって多少異なります。浅川産婦人科では、以下のような検査項目を中心に実施しています。それぞれの検査がなぜ必要なのかを、ひとつずつ丁寧に確認していきましょう。
血液検査では、大きく分けて「血液型と貧血の確認」と「感染症のチェック」の2つを行います。血液型は妊娠・出産時に必ず必要な情報であり、特にRh(-)型の方は妊娠管理において重要な意味を持ちます。また、若い女性に多い鉄欠乏性貧血は自覚しにくいため、事前に把握しておくことが大切です。
感染症については、風疹・肝炎(B型・C型)・梅毒・HIVなどを調べます。なかでも風疹は妊娠初期に感染すると胎児に深刻な影響を与える可能性があるため、免疫の有無を確認し、必要に応じてワクチン接種を検討することが推奨されます。梅毒・HIVについても、自覚症状なく感染しているケースがあり、早期発見が非常に重要です。
風疹の抗体価が低い場合、妊娠前にワクチン接種が推奨されます。ただしワクチン接種後は一定期間の避妊が必要なため、接種のタイミングについて医師に相談することが大切です。
腟分泌物検査では、カンジダ(真菌感染)や性感染症(クラミジアなど)の有無を調べます。クラミジアは「沈黙の感染症」とも呼ばれ、自覚症状がほとんどないまま進行することがあります。放置すると卵管炎や不妊の原因になることもあるため、結婚前に確認しておくことで早期治療につなげることができます。
また、カンジダは免疫力の低下やホルモンバランスの変化によって発症しやすくなります。妊娠中は特に再発しやすいため、事前にチェックしておくと安心です。なお、当院では腟という正しい医学用語を使用しています。
クラミジアは希望によりオプション検査(クラミジア検査)として追加することも可能です。気になる方は受診時にお申し出ください。詳しくは浅川産婦人科のブライダルチェックQ&Aページもご参照ください。
子宮がん検診(細胞診)は、子宮頸部の細胞を採取し、がん細胞や前がん病変がないかを顕微鏡で調べる検査です。子宮頸がんは比較的若い年代にも発症することがあり、早期に発見すれば治療の選択肢が広がります。ブライダルチェックのタイミングで受けておくことで、健康な状態で結婚・妊娠を迎えることができます。
検査自体は数分程度で終わり、多くの方は痛みをほとんど感じません。「痛くないか不安」という方も、まずは医師に相談してみてください。
超音波検査(エコー検査)では、子宮や卵巣の形・大きさ・状態をリアルタイムで確認します。子宮筋腫・子宮内膜症・卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)などは、症状がなくても超音波で初めて発見されることが少なくありません。これらの疾患は不妊や流産のリスクに関係する場合があるため、事前に把握しておくことが将来の妊娠計画に役立ちます。
AMH(抗ミュラー管ホルモン)は、卵巣にどれくらいの卵子が残っているかの目安となるホルモン値です。年齢だけでは分からない個人差があり、将来の妊娠計画を立てるうえで有用な情報となります。浅川産婦人科では希望の方にAMH検査もご提供しています。
AMH値はあくまで「卵巣予備能の目安」であり、妊娠できるかどうかを直接示すものではありません。結果の解釈については必ず医師にご相談ください。
ご希望により、パートナー(男性)の血液検査も実施しています。感染症の有無を双方で確認することで、お互いの健康を守り、安心して新生活をスタートできます。カップルで一緒に受けることで、結果を共有しながら今後の健康管理についてパートナーと話し合うきっかけにもなります。
初めてブライダルチェックを受ける方は、「何をするのか分からない」「緊張する」という方も多いと思います。受診の流れをあらかじめ知っておくと、当日を落ち着いて迎えることができます。
月経中は検査の精度に影響が出る場合があります。特に子宮がん検診(細胞診)は月経期間を避けて受診されることをお勧めします。予約時にご自身の月経周期をお伝えいただくとスムーズです。また、異常が見つかった場合でも、早期発見であれば治療の選択肢が広がります。検査結果を正確に把握するためにも、医師への相談を欠かさないようにしてください。
ブライダルチェックの費用について、「高いのでは?」と心配される方も多いかと思います。受診前に費用の考え方を知っておきましょう。
ブライダルチェックは、異常がない場合は保険が使えず、自費診療(自由診療)となります。これは、あくまで予防・健診を目的とした検査であり、病気の治療を目的とした受診ではないためです。検査の結果、何らかの異常や疾患が見つかった場合は、保険診療に切り替えて治療を行うことができます。
具体的な費用については、検査内容やオプションの組み合わせによって異なります。詳しくはお問い合わせいただくか、ブライダルチェックのQ&Aページをご覧ください。
ブライダルチェックは原則として自費診療(保険適用外)です。異常が見つかり治療が必要になった場合は、保険診療に切り替えることがあります。費用の詳細は受診前にお気軽にお問い合わせください。
基本のブライダルチェックに加え、クラミジア検査・AMH検査・パートナー(男性)の血液検査などをオプションで追加することができます。何を重点的に調べたいかをご自身の状況や希望に合わせて医師と相談しながら決めることができるため、「必要な検査だけを選びたい」という方も安心して受診いただけます。
横浜市でブライダルチェックをお考えの方には、JR京浜東北線「鶴見」駅西口から徒歩3分の浅川産婦人科をご利用いただけます。川崎や横浜市内からのアクセスも良好で、お仕事帰りや休日のご受診も便利です。
浅川産婦人科は昭和11年の開業以来、横浜市鶴見区で地域に根ざした産婦人科として多くの女性の健康をサポートしてきました。アットホームな雰囲気の中で、初めての方でも安心して受診していただけます。
院長の浅川 恭行は、東邦大学医学部卒業後、産婦人科・婦人科内視鏡手術・更年期医療・女性医学を専門分野として長年にわたり診療を続けています。日本産科婦人科内視鏡学会の理事や日本女性医学学会の評議員など、学術面でも活躍する専門家が直接診察・検査の説明を行います。専門的な知識と豊富な経験を持つ医師が担当することで、検査結果の解釈や今後の健康管理についても的確なアドバイスを受けることができます。
浅川産婦人科は産婦人科・婦人科内視鏡手術・更年期医療・女性医学を専門とするクリニックです。ブライダルチェックにとどまらず、結婚後の妊娠・出産・更年期まで、女性のライフステージ全体をサポートできる体制が整っています。横浜市内の方はもちろん、川崎からも通いやすいアクセス環境です。
「口コミや評判が気になる」「予約の取り方が分からない」という方も、公式サイトのネット予約をご利用いただくと24時間いつでも予約申し込みが可能です。ご予約はこちらからお気軽にどうぞ。
なお、当院ではビタミン注射・点滴メニューもご用意しています。体の内側から健康を整えたい方は、ビタミン注射・点滴についての詳細ページもあわせてご覧ください。
