Drやすゆきの相談室
浅川産婦人科の院長 Drやすゆきが、お産のお悩みについてお答えしていきます
現在、日本人女性の閉経は、50.5歳が平均といわれています。40歳を過ぎると卵巣の機能が徐々に低下し、女性ホルモン(特にエストロゲン)の分泌が減少してきます。そして50歳を中心として前後5年間ぐらいの間にエストロゲンの減少は顕著になりますが、その期間が「更年期」です。この時期にエストロゲンの減少が原因と考えられるさまざまな症状が起こってきて、快適な生活がおくれなくなるような状態を「更年期障害」とよんでいるのです。
身体的症状
ほてり、のぼせ、発汗(hot-flashと言います)
腰、手足の冷え、肩こり
動悸、息切れ
頭痛…
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骨盤臓器脱(性器脱)とは
子宮脱、子宮下垂、直腸脱、膀胱脱、尿道脱などの骨盤臓器脱(性器脱)は非常に多くの女性を悩ませる“おしも”の不具合で、とくに更年期以降の女性にしばしば認められます。日本ではまだ正確な頻度は報告されていませんが、お産を経験された女性の約半数が、生涯のうちに何らかの形の骨盤臓器脱を生じるとされるほど多い疾患です。しかしたとえ症状があって困っていても、羞恥心などから受診されず一人悩んでおられる女性が非常に多いと考えられます。
骨盤臓器脱(性器脱)の仕組み
女性の骨盤の底には、子どもを生むために産道という大きな穴が空いています。この穴を…
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産婦人科医が往診いたします。
ご自宅で介護を受けられている方のために産婦人科医が往診いたします。医師がお伺いして、婦人科、女性内科の一般的な診察、投薬、子宮がん検診などをご自宅で受けることができます。
往診をお考えの方はまずはお気軽に当院までお電話ください。
受付時間:9時~17時まで(月曜~金曜)
0120-030-111
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「産科医療補償制度」について
当院は産科医療補償制度に加入しています。
産科医療補償制度は、分娩に関連して重度脳性麻痺となった赤ちゃんとご家族の経済的負担を補償するとともに、脳性麻痺発症の原因分析を行い、再発防止に役立つ情報 を提供する制度です。
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日本古来から、妊娠5か月の戌の日になると腹帯を巻く習慣があります。多産で安産だと言われている犬にあやかっての習わしです。医学的には特に根拠はありません。腹帯は常にしなければならないものではないので,夏の暑い日や夜寝る時は外してかまいません。どのタイプの腹帯であってもおなかを締めつけるようなものを選ばないことです。
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外陰・腟萎縮レーザー治療
当院が導入している、腟をケアできるレーザー治療として普及を続ける「外陰・腟萎縮レーザー治療」は、腟粘膜の代謝能力を高めて潤いを取り戻す「腟のエイジングケア」の効果が期待できます。
外陰・腟萎縮レーザー治療とは?
外陰・腟萎縮レーザー治療は女性特有の不快な症状を緩和するために開発されたメソッドで、顔のリフトアップやたるみ改善に使われているフラクショナル炭酸ガスレーザーの技術を女性器(腟壁)に応用したレーザー治療です。
腟粘膜の線維芽細胞が活性化され、新生コラーゲンが生成。「ふっくらとした厚み」や「ひだ」のある潤い豊かな腟に生ま…
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腹帯を巻くといのは世界的な習慣ではなく、また医学的にどうしても必要というものではありません。しかし、腹帯を巻く習慣は,古くは平安時代から行われていて、現在でも残っている日本特有の風習です。安産や厄除けを願う儀式的な意味から始まったようです。お祝いとして、安産祈願として、腹帯を巻いていただくことは全くかまいません。大事なことは無事に子どもが生まれるようにと願いをこめてお祝いすることです。形式にとらわれずに行ってください。
また、腹帯は常にしなければならないものではないので、夏の暑い日や夜寝る時は外してかまいません。どのタイプの腹帯であってもおなかを締めつけるようなものを…
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