Drやすゆきの相談室
浅川産婦人科の院長 Drやすゆきが、お産のお悩みについてお答えしていきます
流産を予防する方法についてお悩みの方から質問をいただきました。私が取材を受け監修した記事が、参考になるかと思います。こそだてハックのHPに掲載されています。詳しくはこちらをご覧下さい。
お腹に宿った小さな命を守りたい、というのは、多くのママに共通する願いだと思います。一方で、妊婦さんの約15%が流産を経験するのも悲しい事実です。それでは、少しでも流産する可能性を抑える方法はあるのでしょうか?今回は、妊娠中または妊活中の女性向けに、流産を予防するために日常生活の中で注意したいことをご説明します。
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腟カンジダについてお悩みの方から質問をいただきました。私が取材を受け監修した記事が、参考になるかと思います。こそだてハックのHPに掲載されています。詳しくはこちらをご覧下さい。
「デリケートゾーンがムズムズかゆい…」「白くてボロボロしたおりものが出た…」という経験をしたことはありませんか?それは、「膣カンジダ」の症状かもしれません。今回は膣カンジダの原因や症状、治療法などをご説明します。
「膣カンジダ(カンジダ膣炎)」とは、真菌(カビ)の一種であるカンジダが繁殖し、膣などの性器が炎症を起こす病気です。カンジダ自体は、女性の性器以外にも皮膚や腸などあらゆるところに…
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子宮内膜症をチェック!生理痛など気になる症状は?についてお悩みの方から質問をいただきました。私が取材を受け監修した記事が、参考になるかと思います。こそだてハックのHPに掲載されています。詳しくはこちらをご覧下さい。
子宮内膜症の自覚症状には個人差があります。「生理痛がひどくなった」あるいは「生理ではないときにも下腹部が痛い」という場合は、「子宮内膜症」の可能性があるので要注意です。今回は、子宮内膜症の症状をチェックするためのリストや、診断方法についてまとめました。
子宮内膜症は、生殖可能な年齢の女性のうち約10人に1人が発症するといわれています。本来は子宮内にし…
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子宮内膜の厚さの正常値は?排卵前にどのくらい厚さになる?についてお悩みの方から質問をいただきました。私が取材を受け監修した記事が、参考になるかと思います。こそだてハックのHPに掲載されています。詳しくはこちらをご覧下さい。
妊娠するためには、子宮の内側を覆う「子宮内膜」に十分な厚さがあることが不可欠です。しかし、なんらかの原因で子宮内膜が厚くなりすぎたり、薄くなりすぎたりしてしまうこともあります。それは一体なぜなのでしょうか?また、妊娠しやすい子宮内膜の厚さはどれくらいなのでしょうか?今回は、子宮内膜の厚さについて、生理周期による変化や、妊娠しやすい正常な厚さなどをご…
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今日は、食事量についてのお話をします。
おなかの中の赤ちゃんは、お母さんの栄養をもらって大きくなります。そして、赤ちゃんの体質は妊娠中の食事に左右されるため、ビタミンなどを含む野菜を多くしたバランスの良い食事をとるように心がけましょう。
だからといって、「2人分の分量を食べる」ということではありません。妊娠中は骨盤まわりや産道に皮下脂肪がつきやすくなるので、食べすぎないように注意しましょう。妊娠中の体重増加は、妊娠前が標準体重の方で、週に300~500グラムくらい、トータル7~12㎏くらいがちょうどよいとされています。
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セミオープンシステムとは
診療所と病院が連携して、妊婦健診は近くの診療所で受け、分娩は病院で行うことにより、妊産婦さんの利便性を保ちながら、それぞれの医療機関の特性を生かした役割分担で、その機能を有効に発揮させるシステムです。
メリット
妊婦健診は、自宅や職場に近い当クリニックで手軽に受けることができます。
夜間や休日、当クリニックが休診となっている時間帯に緊急で診療が必要な場合には、セミオープン先を受診することができます。
緊急手術やハイリスク妊娠・分娩・早産による未熟児分娩、出生後の新生児外科手術などの際には、セミオープ…
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腹帯を巻くといのは世界的な習慣ではなく、また医学的にどうしても必要というものではありません。
腹帯を巻く習慣は、古くは平安時代から行われていて、現在でも残っている日本特有の風習です。安産や厄除けを願う儀式的な意味から始まったようです。お祝いとして、安産祈願として、腹帯を巻いていただくことは全くかまいません。大事なことは、無事に子どもが生まれるようにと願いをこめてお祝いすることです。
どのタイプの腹帯であってもおなかを締めつけないように気を付けましょう。
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子宮口の硬さについてのお話です。
出産前には子宮口はだんだん柔らかくなってきます。
赤ちゃんの頭が産道に入ってくると腟も広がりやすくなります。
医師・助産師は、これらを内診で診断して、出産までの準備状態を確認します。
子宮口が硬ければ、「もう少し時間がかかる」という意味であり、軟らかければ、「そろそろお産の日が近い」ということになります。
破水が先に起こったが子宮口がまだ硬い場合には、「まだまだ時間がかかる」と考えられます。
そのような時は、胎内感染予防のために抗生剤を使うか、分娩を促進するために陣痛促進剤を使うか、などを考慮します。
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今日は羊水の量についてのお話です。
羊水は赤ちゃんの元気度のバロメーターです。
羊水のほとんどは赤ちゃんのおしっこ。毎日どんどん作られます。
超音波で羊水が少ない場合は、破水をしている可能性や、赤ちゃんの元気が無い状態を疑って、いろいろとチェックをします。
ただし、分娩が近づいてくると、超音波でみる羊水量は減ってくることが多いです。
極端に少ないと言われない限りは心配しなくてよいと思います。
しかし、羊水が少ない状態が長く続くような場合は、分娩誘発(計画出産)を行う場合もありますので、詳しくは先生に聞きましょう。
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今日は、分娩の所要時間についてのお話です。
分娩の期間は、
・陣痛が始まってから子宮口が完全に開くまでの「第1期」
・赤ちゃんが産まれるまでの「第2期」
・胎盤が出るまでの「第3期」
に分かれます。
また、陣痛が10分間隔になってから、赤ちゃんが産まれるまでを「分娩所要時間」といい、初産だと約12時間、出産を経験していると約8時間程度です。
分娩の所要時間は、お母さんや赤ちゃんの体格や陣痛の強さにもよります。
分娩第1期では陣痛の合間に食事や睡眠もしっかりとって、疲れをためないことが大切ですね。
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