Drやすゆきの相談室
浅川産婦人科の院長 Drやすゆきが、お産のお悩みについてお答えしていきます
今日は、食事量についてのお話をします。
おなかの中の赤ちゃんは、お母さんの栄養をもらって大きくなります。そして、赤ちゃんの体質は妊娠中の食事に左右されるため、ビタミンなどを含む野菜を多くしたバランスの良い食事をとるように心がけましょう。
だからといって、「2人分の分量を食べる」ということではありません。妊娠中は骨盤まわりや産道に皮下脂肪がつきやすくなるので、食べすぎないように注意しましょう。妊娠中の体重増加は、妊娠前が標準体重の方で、週に300~500グラムくらい、トータル7~12㎏くらいがちょうどよいとされています。
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セミオープンシステムとは
診療所と病院が連携して、妊婦健診は近くの診療所で受け、分娩は病院で行うことにより、妊産婦さんの利便性を保ちながら、それぞれの医療機関の特性を生かした役割分担で、その機能を有効に発揮させるシステムです。
メリット
妊婦健診は、自宅や職場に近い当クリニックで手軽に受けることができます。
夜間や休日、当クリニックが休診となっている時間帯に緊急で診療が必要な場合には、セミオープン先を受診することができます。
緊急手術やハイリスク妊娠・分娩・早産による未熟児分娩、出生後の新生児外科手術などの際には、セミオープ…
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腹帯を巻くといのは世界的な習慣ではなく、また医学的にどうしても必要というものではありません。
腹帯を巻く習慣は、古くは平安時代から行われていて、現在でも残っている日本特有の風習です。安産や厄除けを願う儀式的な意味から始まったようです。お祝いとして、安産祈願として、腹帯を巻いていただくことは全くかまいません。大事なことは、無事に子どもが生まれるようにと願いをこめてお祝いすることです。
どのタイプの腹帯であってもおなかを締めつけないように気を付けましょう。
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子宮口の硬さについてのお話です。
出産前には子宮口はだんだん柔らかくなってきます。
赤ちゃんの頭が産道に入ってくると腟も広がりやすくなります。
医師・助産師は、これらを内診で診断して、出産までの準備状態を確認します。
子宮口が硬ければ、「もう少し時間がかかる」という意味であり、軟らかければ、「そろそろお産の日が近い」ということになります。
破水が先に起こったが子宮口がまだ硬い場合には、「まだまだ時間がかかる」と考えられます。
そのような時は、胎内感染予防のために抗生剤を使うか、分娩を促進するために陣痛促進剤を使うか、などを考慮します。
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今日は羊水の量についてのお話です。
羊水は赤ちゃんの元気度のバロメーターです。
羊水のほとんどは赤ちゃんのおしっこ。毎日どんどん作られます。
超音波で羊水が少ない場合は、破水をしている可能性や、赤ちゃんの元気が無い状態を疑って、いろいろとチェックをします。
ただし、分娩が近づいてくると、超音波でみる羊水量は減ってくることが多いです。
極端に少ないと言われない限りは心配しなくてよいと思います。
しかし、羊水が少ない状態が長く続くような場合は、分娩誘発(計画出産)を行う場合もありますので、詳しくは先生に聞きましょう。
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今日は、分娩の所要時間についてのお話です。
分娩の期間は、
・陣痛が始まってから子宮口が完全に開くまでの「第1期」
・赤ちゃんが産まれるまでの「第2期」
・胎盤が出るまでの「第3期」
に分かれます。
また、陣痛が10分間隔になってから、赤ちゃんが産まれるまでを「分娩所要時間」といい、初産だと約12時間、出産を経験していると約8時間程度です。
分娩の所要時間は、お母さんや赤ちゃんの体格や陣痛の強さにもよります。
分娩第1期では陣痛の合間に食事や睡眠もしっかりとって、疲れをためないことが大切ですね。
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低用量ピルの副作用は?太るの?吐き気も起きる?
避妊や生理不順の改善のために「低用量ピル」が使われることがあります。しかし、服用するとなると、その副作用が気になりますよね。今回は低用量ピルの副作用について、具体的にどんな症状が現れるのか、いつからいつまで続くのかなどをご説明します。
経口避妊薬である低用量ピルには「エストロゲン(卵巣ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の2つの女性ホルモンに似た成分が配合されています。低用量ピルを服用することで、体内のホルモンバランスが妊娠したときと同じ状態になり、脳に「妊娠した」と勘違いさせて排卵を止める効果があります。…
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低用量ピルの飲み方は?飲むタイミングはいつ?飲み忘れたら?
避妊や生理痛の改善など、様々な効果が期待できる「低用量ピル」。最大限の効果を得るためには、適切に服用することが不可欠です。そこで今回は、低用量ピルの飲み方や飲むタイミング、飲み忘れたときの対処法などをご説明します。
低用量ピルは経口避妊薬のことで、性交渉による妊娠を防ぐことができます。ピルには「エストロゲン(卵巣ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」という2つの女性ホルモンに似た成分が配合されていて、服用すると妊娠したときと同じホルモンバランスになります。すると、脳が「妊娠した」と勘違いをして…
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新型コロナウイルス感染症予防対策としての妊娠中、授乳中のヨウ素系うがい薬(ポビドンヨードうがい薬)の使用についてお悩みの方から質問をいただきました。
妊婦さんや授乳婦さんは、感染予防対策としてうがいを頻繁に行っているということを耳にします。その際、ヨウ素系うがい薬(ポピドンヨードうがい薬など)によるうがいを行った場合、容易に1日の摂取上限量を超えることになるので注意が必要です。
国立生育医療研究センターのHPに掲載されています。詳しくはこちらをご覧下さい。
https://www.ncchd.go.jp/news/2020/202008…
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妊娠確定までの流れ、妊娠しやすいタイミングついて、お悩みの方から質問をいただきました。私が取材を受け監修した記事が、参考になるかと思います。ベビーカレンダーさんのHPに掲載されています。詳しくはこちらをご覧下さい。
妊娠確定までの流れ
性交渉をし、卵子と精子がうまく受精すると受精卵が、約1週間かけて子宮内に着床します。この状態で、妊娠が成立したといえます。このときはまだ妊娠の自覚症状はほとんどありません。妊娠4週以降になると生理の遅れなどに気づき始めます。体温が高めになり、だるさ、吐き気や胃もたれを感じる場合もあります。妊娠~5週では、超音波検査…
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