Drやすゆきの相談室
浅川産婦人科の院長 Drやすゆきが、お産のお悩みについてお答えしていきます
流産についてお悩みの方から質問をいただきました。私が取材を受け監修した記事が、参考になるかと思います。こそだてハックのHPに掲載されています。詳しくはこちらをご覧下さい。
妊娠がわかるとうれしい反面、つわりなどの体調の変化や、妊娠中のトラブルなど、様々なことが気になりますよね。その中でも、最も心配なことの一つは「流産」ではないでしょうか。今回は、流産が起きてしまう原因や、妊娠週数や年齢によって異なる流産の確率などについてご説明します。
流産とは、エコー検査で「胎嚢」という赤ちゃんを包む袋が確認できたあと、妊娠22週未満の時期に「胎児(胎芽)が見られない」もしくは…
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GSM(閉経関連泌尿生殖器症候群)とは
閉経後にデリケートゾーンのかゆみ、尿もれ、頻尿、性交痛などがあれば、GSM(閉経後性器尿路症候群)かもしれません。GSMは閉経後の女性の28~84%に影響をあたえています。しかしながら、現状ではこの状態は過小評価され、適切な治療をされていないことが多いです。もっとも多い症状は、腟や外陰の不快感、腟の乾燥、灼熱感、性交痛、排尿痛、帯下(おりもの)などがあります。この状態は進行性で治療なしには改善しません。治療法としては、ホルモン補充療法が有効ですが、その適応は、患者さんの状態によって考慮しなければならない点があります。腟に投与する、女…
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化学流産についてお悩みの方から質問をいただきました。私が取材を受け監修した記事が、参考になるかと思います。こそだてハックのHPに掲載されています。詳しくはこちらをご覧下さい。
市販されている妊娠検査薬の感度が高まったことにより、妊娠超初期に起きやすい「化学流産」が認識されるようになりました。妊娠検査薬で陽性反応が出ても、残念ながら妊娠を継続できない場合もあります。今回は、化学流産について、原因や症状、化学流産が起こる時期、その後の生理への影響などについてご説明します。
https://192abc.com/21392…
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流産を予防する方法についてお悩みの方から質問をいただきました。私が取材を受け監修した記事が、参考になるかと思います。こそだてハックのHPに掲載されています。詳しくはこちらをご覧下さい。
お腹に宿った小さな命を守りたい、というのは、多くのママに共通する願いだと思います。一方で、妊婦さんの約15%が流産を経験するのも悲しい事実です。それでは、少しでも流産する可能性を抑える方法はあるのでしょうか?今回は、妊娠中または妊活中の女性向けに、流産を予防するために日常生活の中で注意したいことをご説明します。
https://192abc.com/13610…
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腟カンジダについてお悩みの方から質問をいただきました。私が取材を受け監修した記事が、参考になるかと思います。こそだてハックのHPに掲載されています。詳しくはこちらをご覧下さい。
「デリケートゾーンがムズムズかゆい…」「白くてボロボロしたおりものが出た…」という経験をしたことはありませんか?それは、「膣カンジダ」の症状かもしれません。今回は膣カンジダの原因や症状、治療法などをご説明します。
「膣カンジダ(カンジダ膣炎)」とは、真菌(カビ)の一種であるカンジダが繁殖し、膣などの性器が炎症を起こす病気です。カンジダ自体は、女性の性器以外にも皮膚や腸などあらゆるところに…
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子宮内膜症をチェック!生理痛など気になる症状は?についてお悩みの方から質問をいただきました。私が取材を受け監修した記事が、参考になるかと思います。こそだてハックのHPに掲載されています。詳しくはこちらをご覧下さい。
子宮内膜症の自覚症状には個人差があります。「生理痛がひどくなった」あるいは「生理ではないときにも下腹部が痛い」という場合は、「子宮内膜症」の可能性があるので要注意です。今回は、子宮内膜症の症状をチェックするためのリストや、診断方法についてまとめました。
子宮内膜症は、生殖可能な年齢の女性のうち約10人に1人が発症するといわれています。本来は子宮内にし…
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子宮内膜の厚さの正常値は?排卵前にどのくらい厚さになる?についてお悩みの方から質問をいただきました。私が取材を受け監修した記事が、参考になるかと思います。こそだてハックのHPに掲載されています。詳しくはこちらをご覧下さい。
妊娠するためには、子宮の内側を覆う「子宮内膜」に十分な厚さがあることが不可欠です。しかし、なんらかの原因で子宮内膜が厚くなりすぎたり、薄くなりすぎたりしてしまうこともあります。それは一体なぜなのでしょうか?また、妊娠しやすい子宮内膜の厚さはどれくらいなのでしょうか?今回は、子宮内膜の厚さについて、生理周期による変化や、妊娠しやすい正常な厚さなどをご…
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今日は、食事量についてのお話をします。
おなかの中の赤ちゃんは、お母さんの栄養をもらって大きくなります。そして、赤ちゃんの体質は妊娠中の食事に左右されるため、ビタミンなどを含む野菜を多くしたバランスの良い食事をとるように心がけましょう。
だからといって、「2人分の分量を食べる」ということではありません。妊娠中は骨盤まわりや産道に皮下脂肪がつきやすくなるので、食べすぎないように注意しましょう。妊娠中の体重増加は、妊娠前が標準体重の方で、週に300~500グラムくらい、トータル7~12㎏くらいがちょうどよいとされています。
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セミオープンシステムとは
診療所と病院が連携して、妊婦健診は近くの診療所で受け、分娩は病院で行うことにより、妊産婦さんの利便性を保ちながら、それぞれの医療機関の特性を生かした役割分担で、その機能を有効に発揮させるシステムです。
メリット
妊婦健診は、自宅や職場に近い当クリニックで手軽に受けることができます。
夜間や休日、当クリニックが休診となっている時間帯に緊急で診療が必要な場合には、セミオープン先を受診することができます。
緊急手術やハイリスク妊娠・分娩・早産による未熟児分娩、出生後の新生児外科手術などの際には、セミオープ…
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腹帯を巻くといのは世界的な習慣ではなく、また医学的にどうしても必要というものではありません。
腹帯を巻く習慣は、古くは平安時代から行われていて、現在でも残っている日本特有の風習です。安産や厄除けを願う儀式的な意味から始まったようです。お祝いとして、安産祈願として、腹帯を巻いていただくことは全くかまいません。大事なことは、無事に子どもが生まれるようにと願いをこめてお祝いすることです。
どのタイプの腹帯であってもおなかを締めつけないように気を付けましょう。
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